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130. 巡礼者

by Kyrie

髭をたくわえた男性。
自分のものらしき写真。
巡礼者に振る舞うための小さなりんごとお菓子。





何が書いてあり、
何を話し、
何のためにこういうことをしているのか。
言葉がわからない私にはさっぱり。

かつてペリグリーノだったことだけはわかった。
今歩いている巡礼者になにかしたいのだろう、という想像もついた。

しかし、それ以上はわからない。


私はそこに居場所がなくて、足早に通り過ぎていった。

閉じていく自分。

言葉が通じないことの孤独。

話したいことがないのではない。
話せないんだ。





Kyrie
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