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126. 人生、休みが必要だ

by Kyrie

アルベルゲがオープンするまでの数時間、アルベルゲの庭先で横になっていた。
巡礼者が到着する頃には、起き上がれるようになっていた。



手続きをし、ベッドを確保するとそのまま横になって寝た。

そして思い当たった。
これまでずっと、私は休みなしで歩いてきた。

出会う街が面白くて、歩いてアルベルゲに到着したあと、
荷物を置くと、街見物に出かけた。

あまり体力がなく、一応、できるだけ歩いてはきたけれど、
やっぱりそう体力もなく、
極度の緊張しーで、
初めての「ソロ海外旅行」で、
恐くてレストランにひとりで行けないくらいのへなちょこで。

こんなだから、少しでも身体に負担をかけまいと、装備だけはいいのをそろえ、
歩く距離も短めで。

なのに休憩していなかった。

私はこの後、「休憩」というものを意識するようにした。
いくら好奇心が疼いても、休まないと「長期間」歩ききれない。





しっかり眠ったら、身体が落ち着いた。
少しお腹も空いた。
手持ちの食料を食べようとしたら、朝食べたチーズにカビが生えていた。
気づかなかった。
これは2日くらい前、量り売りで買ったチーズだ。
もっと日持ちすると思ってた。
これで腹痛が起こったのかもしれない。

私はチーズを捨て、街に買い物に出かけた。





Kyrie
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