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021. ピレネー山脈越え途中のアルベルゲ

by Kyrie

前の日の夕方、私はサン・ジャン・ピエ・ド・ポーでカナダ人女性(確か50代)と会う。
彼女は「自分はあまり体力がないから、一気にロンセスバージェスには行かない」と話していた。

私も体力には自信がない。
この13kgのザックだって、つらい。
私は彼女にお願いして、まだ部屋に空きがあるか電話で聞いてもらった。
すると空きがあったので、私もそこに宿泊することにした。

朝6時に出発して3時間。
9時すぎにはアルベルゲに到着してしまった。
早い時間にもかかわらず、チェックインだけはできた。
窓から見えている赤いザックが私の。



多くの巡礼者が先を行く中、私はあまりにも早い到着に途方に暮れていた。
アルベルゲの周りをぶらぶらし、ノートに日記を書いた。
写真も撮った。

しかしそれらもすぐに終わった。



しかし、今になって考えるとよかったのだと思う。
前夜、緊張のあまりレストランに一人で入れずお菓子をかじっただけだった。

朝はアルベルゲで何か食べたかな。
サン・ジャンの町で食料を買っていなかった。
私は昼もここでお菓子をかじっただけだった。

このあとのロンセスバージェスまで、次の日、7~8時間かけて到着した。
もし一気に歩いていたら、単純計算で10時間以上歩くことになる。

まだ疲労も解消しておらず、ろくな食料を持っていない、
体力のない私がそんなことをしていたら、倒れていたかもしれない。





私は午後から、ここで寝た。
たっぷりと寝た。

上の段が私のベッド。
マットとシーツ、毛布もあった。
寝袋をセットする。






Kyrie
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